- きだい
- I
きだい【季題】(1)「季語(キゴ)」に同じ。 元来, 発句の中に題として詠まれる季を示す語を季題といい, 発句・連句を通じて用いられる季を表す語を季語とよんで区別していた。(2)(句会などで)俳句を作る詠題として出された季語。IIきだい【寄題】和歌などを作るときに, 実際に見聞きした物事や経験によらず, 出された題によって作ること。IIIきだい【木鯛】(1)木彫りの鯛。 正月その他祝儀に懸け鯛として用いる。(2)炉につり下げる自在鉤(ジザイカギ)の上げ下げを調節する魚の形の木。IVきだい【貴台】※一※ (名)相手を敬って, その家や建物をいう語。※二※ (代)二人称。 相手を敬っていう語。 書簡文に用いる。 高台。Vきだい【黄鯛】スズキ目の海魚。 全長35センチメートル内外。 タイの一種で, 体形・体色ともにマダイに似るが, 全体に黄色みを帯び頭部・背部に黄色の斑紋がある。 食用にして美味。 本州中部以南の泥質の海底に分布し, 東シナ海に多い。 レンコ。 レンコダイ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.